12/3 親鼻水位1.34
ベーシック初級
ついに師走に入りました。しかし、今日は暖かい、暖かい。講習内容もフォワードストロークとあって、汗をかくくらいでした。
さて、講習ですが、本日はフォワードストローク中心で行いました。ダウンリバーはもちろんですが、なぜフォワードストロークが大事か理解できていないと、フリースタイルも上手くならないでしょう。なぜなら、漕ぎはすべて「カヤックを動かす」ことが根本ですし、フォワードストロークを極めることはその体現だからです。
今回は、ダウンリバーレース(70㎞)に出場するので、その特訓をしたいというリクエストもあっての講習なのですが、
①効果的な体の使い方(パワーの伝え方)
②効率的なカヤックの動き
をポイントに練習しました。
①は体幹を使い、それを推進力に変える。という部分ですね。体のひねりや、いつパワーを出すかなど、そして重要なパドルの役目。いつもよく言っているのですが、上半身固定のためです。
②はムダな動きがないか?ということです。分かりやすいのが、左右や上下にぶれること。余計な抵抗を生んでいるわけです。使った力が推進力でない部分に消費されています。これを確認するには、『間』を利用するといいです。つまり、慣性を見ます。慣性がより残っているか?その方向は正しいか?という点です。
午前は静水だったのですが、午後は流れに出ました。もちろん、流水でも漕ぎは同じです。ただ、気をつけたいのは漕ぐタイミング。「いつ漕ぐか?」ですね。「えっ、いつ?ってのがあるんだ」と思うかもしれませんが、はい、自分のタイミングで漕ぐのではなく、流れやカヤックの動きに合わせて漕ぎます。わからないときは、「がむしゃに漕ぐ」でもいいでしょう。それも1つの方法ですが、欠点はそれでは体力が持ちません。例えば、波のあるところなら波のトップです。水が分かりにくいときは、ブレードに重みを感じたときに漕ぐといいでしょう。
フォワードに関しては、まだまださわりです。これからもっと磨いていきましょう!
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