3/12 玉淀ダム流入量15t
スラローム講習
本日は平日なのに、なんと5名もの参加。今週末は寄居カップですからね。他にも2名練習に来られていました。そして天気は4月上旬並み。これはもう、漕がなくてはです!
講習も実践を想定して、各ゲートのコンビネーション。ただ、ゲートはその都度移動できますから、大きく変わることはないですが、本番と同じにはできないし、どうなるかわからない。要は
ゲートの配置を見て、流れを読んで、自分の漕ぎはどのくらいかを知ることで、自分のラインを導き出すことが大事。
実際にゲート練習をすると、なかなか曲がれないことが多いです。これはどうしてか?
原因としては
、①漕ぎが小さい ②直進や反対方向の回転慣性がある ③流れに対抗している でしょうか。
対策として、まず静水でスィープを確認しました。静水だと皆さん、ちゃんと曲がれるのです。同じことが流れでもできればいいのです。
①は一番基本の部分、自分で注意するしかないです。気持ちがあせると小さくなるので、大きい漕ぎが癖になるまで漕ぎ込むことですね。
②は見落としがちな部分です。ターンポイントにくるまでの漕ぎが解決になります。例えば、左(下流)にターンしたい状況で、左(下流側)を強く漕いでいたのでは、ターンは重くなります。左慣性を出すために右ストロークが大事です。直進慣性も同様で、車で考えればわかりやすいですが、スピードを出し過ぎても曲がりません。
③はとにかく流れを見ること。流れやエディラインでは、ボートは勝手に回されてしまいます。それを利用する。もしくは、じゃまされない場所でターンすればいいのです。
ポールがあると、ついそこに向かって漕いでしまいがちになります。確かに最短距離ではありますが、流れや自分の漕力も考慮しなくてはいけません。確実に通過するには、漕ぎいく先の目標は、ポールとは別のところにあります。自分なりの解答あるので、それを見つける作業、これこそが、スラローム、ダウンリバーの面白しろさですね。
今日のアルバム