7/8 親鼻水位1.78
ベーシック初中級
本日は晴れ。気温もグングンあがり、川にいても熱いくらい。もう7月ですから、こうでなくちゃです。しかし、明日からまたあまり天気は良くないし、台風も接近しそうな雰囲気・・・。もう梅雨明けして欲しい・・・。
さて、講習は旦那さんも復活してのK夫妻。これからまた、いっぱい漕げるかな。
今日のテーマは
「ブレードのところにカヤックを引き寄せる。」常々、よく言っていることですが、
この漕ぎを特にどういう場面で生かすか?を講習しました。
まずは、静水でボートを動かす漕ぎから。playboatingJPのVol44で、「クリーク始めました」と「スラロームに学ぶ」でも書かれていますが、片漕ぎで円を描くようにカヤックを進める練習方法。僕もずっと以前からメニューに入れています。どのトップパドラーも感じている重要な漕ぎです。ぜひ、自主練している人も取り入れて欲しいです。小森君(クリーク始めました著者)も「光り輝く1ストローク」と言っていますが、まさにそのとおりだと思います。これができるかどうかは雲泥の差を感じます。
このボートを動かすストロークですが、ボートを動かす先の目標がないと、練習もしにくいと思います。自分でラインをしっかりイメージできればいいですが、目印がないと上手く運べたかどうかも判断しずらい。そこで、ボールを浮かべて、目印として練習しました。そしたら、2人ともちゃんとボートコントロールできたのです。やはり目線、目標は大事ですね。
この漕ぎが出来れば、右を漕いでもカヤックは左に曲がったりしません。真っ直ぐ進めることができます。もちろん、意図的に左慣性も作れるし、やや右方向に進めることもできます。1ストロークで方向性を作れるのです。
では、この漕ぎがどこで発揮されるのか?例えば、ウェーブにエントリーするとき。皆さん、アングルが重要なのは理解していると思いますが、ちょっとしたアングルのずれで、エントリーミスになってしまいます。そこで、この1ストロークがあれば、アングルを正確に作り出せます。ボートを動かす=下半身を動かす。ですが、コツは膝でコントロールすること。(このことは次号のplayboatingにも書かれています)
K夫妻、この練習のあとは、ストリームインが強くなっていました。下半身で動かす感覚を忘れずにね!
サーフィンでもエントリーミスをなくすには、アプローチでの漕ぎが大切。
今日のアルバム