8/23 親鼻水位1.55
ベーシック中級
本日はリクエストもあり、ダウンリバー講習。そこで、ダウンリバーで重要になるライン取りを重点に講習しました。まず、ラインを決めるのに、流れを読む力と自分の漕力を知る必要があります。自分がこの流れで、どのくらい漕げるのか?を分かるために、フェリーアングルを変えていくと、ラインがどう変わるかを考えます。これがわかってくると、流れを見て、自分はどのくらいのアングルを作って、どのラインを描けるかがわかってきます。ボートのアングルをどうするか調整していますが、
一番大切なのは、バウの向きではなく、ボートの慣性方向。例えば8時のラインを決めたなら、ボートが8時に進んでいるか?ということです。そのためのアングル調整ですが、ボートの方向に意識を集中してください。
しかし、これはまだ簡単な練習です。実践では、アングルやラインを一定で漕げることは多くはありません。次にエディとエディを結び、一直線を引きます。この直線上には流れの変化があります。これを、アングルやパワーを調整しながら、できるだけ正確にトレースします。ただこれだけですが、ラインを外れないように漕ぐのはけっこう難しいです。この練習では、漕ぐ総合力がかなり鍛えられるので、自主練でもたくさん取り入れて欲しいですね。実際のダウンリバーでは、放物線のラインでもいいですが、練習の時は直線にしてください。
そして、次にエディまでのラインを1本でなく、2本以上に増やします。「流れの中でラインを変更する」という作業です。ラインをチェンジする時にどれだけずれるかを把握できるようになると、実践でのイメージに合わせられるようになります。
午前のこれらを駆使して、午後はダウンリバー。特に小滝のエディキャッチは、まさに腕の試しどころ。どうだったかな?エディキャッチには横のスピードが重要なのが、よくわかったと思います。
あと、バウラダーの使い方も講習しましたが、時間が十分ではなかったので、またやりましょう!

キャンプ場ウェーブも楽しかったです。今度はここでもっと時間を取りたいですね。

エディキャッチを狙うSさん。小滝でも2つ取れていました。

実はもう1クラス。こちらは流れ入門クラスです。早くダウンリバーしてみたいですね。
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