11/9 花輪水位1.01
渡良瀬川ツアー
ここから週末は紅葉ツアーが続きます。第1弾は渡良瀬川。カヤックでは有名ではありませんが、森高千里の曲で有名ですね。そして、観光として渡良瀬鉄道のトロッコ電車も人気のようです。
渡良瀬川の川相は渓流で、ところどころ落差の大きい場所もあります。落差のある瀬ではそれなりに難易度も高いです。通常水位では水量は少なく、岩の露出が多く、パチンコ玉のように下ることになってしまいます。
通常、岩があれば「避ける」というのが当たり前ですが、こうも岩が多い(浅い)と、岩への衝突は避けれません。そこで、岩に当たるなら、当たり方みたいなのがあります。よく言われるブローチングを防ぐには、体を岩側に倒し、基本とおり流れをボトムで受け流す方法をとりますが、わざとボトムを岩にぶつけて、岩を滑るように落ちる方法もあります。もちろん、これはブローチングしないように、岩の形状、水の流れを読み、上手く当てる技術も必要です。いわゆるブッフです。よくブッフでは「飛ぶ」という表現を使いますが、「飛び降りる」そんな感覚かな?ジャンプ、ジャンプの繰り返しです。たかだが50cm程度、高くても1m未満なのですが、やっているとけっこう楽しい。サッカーではボールがトモダチと言いますが、カヤックでは流れはトモダチ。クリークでは岩もトモダチです。
飛べる岩かどうか見極めも必要だし、飛び出すタイミング、着地のバランスが大切。いっぱい経験することで岩や流れを見れるようになってきますよ。
紅葉もいい感じでした。天気はあいにくの小雨で、都合よく解釈すれば水墨画のような雰囲気を味わえました。水もかなり綺麗で、晴れていたらまた違った美しさを楽しめたと思います。

観光名所の渓谷だけあって、景色は最高。紅葉もいい感じでした。

この程度の落差の瀬がいくつかある。わかっているとたいした事はないですが、上流からは見えないのでワクワク。

飛びます!飛びます!いっぱい飛びました。

岩好きなMはるさんにはたまらない川ですね。思う存分、岩に向かっていました。

少年時代をこの辺りで過ごしたTさん。大人になってカヤックで下れるなんていい経験です。
動画は核心部です。
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