11/29 湯原水位2.67
水上・諏訪峡ツアー
11月は毎週続いていたツアーもこれが最後。最後は激流で知られる利根川・諏訪峡です。しかし、ハイレベルなのは水量の多い雪解け時期のこと。通常は?パワーがあまりなく、そこまで難易度は高くありません。それでも核心部となる「悪魔の階段」は水量が少なくても緊張するレベルでした。
朝から雲行きは怪しく、集合時間の頃にはけっこうな雨。寒い中のツアーかなと思いましたが、準備をするうちに、だんだんと明るくなってきて、午後は日差しも戻り、寒さは平気でした。スタートは水明館から。いきなり落差のある瀬ですが、スタート地点の感じが以前と変わっています。堰堤のように川幅いっぱいに石が積んであるのです。岩の上を水が流れいますが、これはゴンゴンとぶつかりながら下るような感じ。つっかえないか心配でしたが、どうやら問題ないようです。そして、この岩堰堤はこのあといくつもありました。工事して段を造っているのですが、なんのために?落差があって面白くもありますが、やはり自然な瀬の方がいいな。前半はこんな感じでドロップ&プール。
そして水上温泉峡へ。ここから川幅も狭くなって、本格的になってきます。温泉峡はストレートな瀬が長く続いて快適。温泉峡出口ではスポット。ウェーブとホールが繋がっていて、サーフィンとバーチカルムーブが楽しめます。下流も瀞場なので遊びやすい。スポットで来てもいいくらい。
そして水上峡の次はいよいよ諏訪峡。メインディッシュとなる悪魔の階段が待っています。ここは最後に区間最大の落差のドロップがあって、その手前ではホールがいくつもある中をラインを作って下らなければいけません。今回は水量が少ないので、多い時に比べればこのアプローチラインがそこまで難しくはない。けど、最後のドロップはやはり迫力あります。下る前はドキドキです。ラインをイメージしていますが、ドロップが目の前にきたら、もう考えている余裕もありません。とにかく漕げ!って感じです。結果は皆さん、見事成功!いい漕ぎっぷりでした。
そして短い諏訪峡ですが、まだ瀬は続きます。大きな瀬が2つ。悪魔の階段の後なので、見劣りする感じですが、こちらもけっこうな迫力でした。そして諏訪峡を抜けてゴール! 水量の少ない時期の利根川ですが、スポットもできて、ダウンリバーも十分に楽しめました。

けっこうな瀬のように見えて、実は石の堰堤です。今回、いくつもあった。

スポットプレイも楽しめた。Uさん、このあと奇跡の?2エンドが決まりました。

水上峡入口の瀬。クランクになっていて、水量の多い時は難しい。

水上峡出口のスポット。Mさんも見事なカートを決めました。

諏訪峡をクリアし、皆でガッツポーズ!

最後のドロップも迫力あり。Uさんボートは残念でしたが・・・。すいませんでした。
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