2/24 玉淀ダム放水量12.5t
スラローム講習
今日はよく晴れました。しかし、気温は低め。寒の戻りでしょうか。まあ、晴れているからそこまで寒くないですが。
講習は寄居カップ参加も決まったK島夫妻。これは頑張らねばです。
午前はストリームインで、「流れをいなす」、「流れを利用してターンする」を学びました。強い流れでは、流れに負けてすぐバウが下流を向いてしまいがち。そこをアングルキープのために流れをいなし、抵抗を小さくします。この時、基本は2時または10時。1時や11時の方が抵抗は小さいですが、横の移動も少ない。結局、横移動が足りなくて、落とされることになります。
この時、ポイントになるのは、踏み切りのストロークの長さ。ここでの
長さは距離ではなくて時間です。よく言っていることですが、パドルの役目は支点作り。動かすのではなくて固定ですので、距離の概念自体が合っていません。固定してい時間が長い=下半身をコントロールする時間が長いということ。パドルを支点にして、お腹を踏ん張ってアングルを調整します。上流に向かって押し返せばアングルキープ、緩めればターンしていきます。これは、これまでもやってきましたね。だいぶできるようになってきましたよ。
次に逆パターンで、流れを利用してターン。近い流れを早く6時に進みたいケースです。当然ながら、やや踏み切りが近くなりますが、失速してターンするわけではありません。これはエディラインで回されただけです。狙いとしては本流にバウを当てる。このとき、スイープは漕ぎません。フォワードで踏み切って、流れでターン、そしてフォワードですばやく立ち上がる。スイープを使ってない分、自分の力を推進力に使えるので、早い立ち上がりが可能になります。
ここで流れに当てるとき、ボートはフラット。今度は抵抗を大きくしたいわけですから。しかし、フラットにすると上沈の可能性が・・・。難しくなりますが、重心位置を保つ体幹が必要です。
この2つのパターンを練習したわけですが、狙ったラインをトレースするには、この組み合わせです。リーンや下半身のひねりでなめらかなターン弧を作れるといいです。
午後はポール位置をいろいろ変えながら練習。ちょっとのずれただけで、だいぶ難しくなったりして面白いですね。そして、これが正解!というラインもない。レベルによって違いもあるし、答えは1つでもない。自由な発想でラインをイメージできれば、ダウンリバーそのものが、もうフリースタイルです。
今日のアルバム