2/29 玉淀ダム放水量8.2t
スラローム講習
だんだんと春らしく、そして花粉も飛ぶ季節になってきました。う~ん、ちょっと目がかゆい。
今日の講習参加はMさん。寄居カップの大会参加予定はないですが、スラ講習には昨年から参加頂いております。スラロームは、基本のおさらいにいいし、ゲートをくぐるのは単純に面白いのです。
Mさん、いつもはフリースタイルボートですが、今日はポリのスラ艇に乗りました。スラ艇は長いので、曲がらない、曲がらない・・・。上級者ならピボットでターンも簡単なのですが、そうでないと、とても重い。なので、自分の力で、つまり、しっかりとしたストロークが必要となります。もちろん、それは大事だけど、それだけでもありません。曲がりやすくする工夫も必要です。1つは流れを利用する。どこでターンするか?ということですね。本流にバウを当てたり、エディラインを利用したり。他にはボートの抵抗。リーンの操作ということになりますかね。これも意外と大きいです。さらに漕ぎに関しては、スイープ1発で回るのではなくて、その前から慣性を調整するということ。直進しているものをいきなり左に曲げるのは重たいです。スピードがあればあるほど。これは車の運転とかといっしょ。しかし、もともと左慣性があるところに左に曲がるのはそれほど力はいりません。がむしゃに漕げはいいというわけではなくて、ボートの進み具合を生かしながら漕ぐ。「スラロームは力まかせではない。」こういうところが、奥が深くて面白いところです。
今日のアルバム