9/15 親鼻水位1.89
ベーシック中級
先日、信濃川に行ってきました。波の高い瀬もありますが、難易度は高くなく初級レベルくらいから楽しめる川でした。10月にツアーを組みたいなと考えております。
さて講習は久しぶりにK夫妻。水量が多めなのでくつなしまでダウンリバーしました。前回の講習の時で、ストリームイン時の踏み切りが弱くなってきているなと感じたので、今回を踏み切りをテーマにいっぱい練習しました。
いつもそうとは限りませんが、ストリームインは、すっと流れ奥に入りたいケースが多いです。エディラインのきつい場所、ウェーブを利用したインやフェリー、サーフィンのエントリーもそうですね。基本、これらは横移動です。しかし、エディラインがきつくなると、落とされないようにインすることばかりに気がいってしまい、本来の横移動という目的を忘れがちになります。入るアングルが縦過ぎたり、助走も上流向きだったりするのがそうです。流れが速いほど、確かに上流向きのスピードも必要ですが、あまり上流向きに漕いでも流れと対抗してしまいます。それが必要なケースもあるでしょうが、目的地によっては、上流向きの力はたいして必要ありません。いかに横のベクトルを作り出せるか、がポイント。もちろん、単に横を向けばいいとうほど簡単ではありませんけど。助走の取り方、踏み切り時のアングル、踏み切りの強さ。これらで調整します。
目的地に上手く行けない1つの理由に目線があります。目の前のエディラインばかり見て、行き先のエディを見ていない。(もしくは見るのが遅い)エディラインを超えることばかりに注意して、流れを横切るイメージが足りないのです。ストリームインの仕方も様々です。落とされないことが正しいのではなく、行き先に対して逆算で答えが出てきます。
最初は必死に漕いで辿りついたフェリーが、練習後は、軽~く漕ぐだけで行けましたね。流れに対抗するのではなくて、ボートの慣性を感じられる漕ぎが大切ですよ。
今日のアルバム