9/17 親鼻水位1.78
ベーシック初中級
今日も意外といい天気。けど、予報から晴れて欲しい・・・。
流れ講習ですが、Tさんはいつも通りダッキーで参加。インフレータブルカヤックは、やはりポリのカヤックほど機動性はないですが、十分、川下りは楽しめる。その人にあった選択でいいと思う。ダッキーは敷居を低くしてくれる素晴らしいカヤックですね。
しかし、ダッキーだからといって、講習は生ぬるくありませんよ。ビシビシといきます。午前は腰の動かし方やリーニングと基本を確認してから、フェリーの練習。10時、9時、8時というそれぞれのフェリーアングルでなるべく直線のラインを漕ぎます。この練習の目的は、『流れの強さ+カヤックの向き+漕ぎの強さ』という足し算で、カヤックがどこに進むのか?というのを知るためです。簡単にいうと自分の漕ぎの能力を知るということです。それがわかっていないと、「自分はこの川(流れ)を下れるのか?」ということがわかりません。
さて、この自分の漕ぎを知るには、ただがむしゃらに漕いでいては分かりにくい。ストロークの『間』を作って、カヤックがどこに動いているか観察しましょう。2人とも練習を重ねていくと、余裕が生まれましたね。講習中も何度も言いましたが、行き先を見ること。そのことで、「漕がなくても間に合う」という余裕が生まれている。もしくは、間を持てるよう正しい漕ぎになるのです。
午後はくつなしまでダウンリバーしましたが、ちょっとミニホールにも入ってみました。ここでも、『カヤックの動きを見る』ことが大事。今、どういう状態なのか?そして、どう漕いだらいいのか?を考えるわけです。冷静にカヤックを見れるようになると、すぐに理解できますよ。
ダウンリバーで、ただ下るだけだと簡単なことも、細かくラインやエディを決めると、出来ていないことがすぐ分かる。ダウンリバーするときは、しっかりとラインをイメージして下ると上達が早くなりますよ。
今日のアルバム