10/14 親鼻鉄橋1.36
ベーシック中級
水量はすっかり少なくなってきました。9月のずっと多かった日々が懐かしいです。水もだいぶ透明で、夏とは違う雰囲気を醸し出しています。秋から冬へと移っていく気配の中、とてもすがすがしい感じがします。
さて講習は、今日はストリームアウトの踏み切りを特に練習してみました。エディに広さがある場合、奥にしっかり入る狙い。今までのダウンリバーを見ていて、エディラインを超えたら、とりあえずキャッチになっていて、カヤックにストップが掛かっていた。そうなると場合によっては沈もあるわけです。基本、エディキャッチは『なるべく奥まで』です。(もちろん、そうでない状況もあります)
そのためには踏み切りでボートを押し出し、エディラインで失速させずに、奥まで走らせる。もちろん、踏み切りが重要なわけですが、そこまでのスピード、アングルも大切です。何度も繰り返して、だいぶカヤックが走るようになりました。エッジが効いて走ると、ターンも気持ちいいものです。
講習の中で、やはり目線の効果が大きかったです。目標のエディがあって、途中のウェーブやホールを利用したり、そこまでのライン取りがあるわけですが、途中にウェーブがあったりすると、それを利用することが目的にすり替わっている。ウェーブに長く乗るか、早めにアウトするかとか、アングルはどのくらいがいいかとか、次の行き先次第。ウェーブに上手く(長く)乗ったからといって、エディキャッチが上手くいくとは限らないのです。サーフィンのエントリーも同じこと。目先の流れだけでなく、目標(行き先)をちゃんと狙っているか?が、結局、成否に大きく左右していたと思います。
踏み切りもサーフィンも目的地へ移動の手段。その引き出しを増やすことでダウンリバーも広がっていきますよ。
今日のアルバム