3/4 玉淀ダム放水量4.4t
スラローム講習
もう3月、春の陽気です。河原ではBBQを楽しんでいるグループもありました。あと1ヵ月もすると、桜が満開を迎えるのですね。
講習は久しぶりにマンツーマンでした。なので、個人的なリクエストにも答えつつ、講習を進めていきました。
前回、ストリームインのときに、ボートがちょっとフラフラする感じがあったとのことで、バウラダーを使ったストリームインをメインに練習しました。これはラダーで支点を作りつつ、バウの方向をコントロールし、狙った流れ(ライン)まで進めようというものです。また、支点があるので、リーンの具合も調整しやすくなり、フラフラしにくくなります。最初に静水でサイドスリップから練習しましたが、まずはスライスで支点を作ることができるか。支点を作れれば、あとは下半身でボートのコントロールは自由自在です。まあ、このスライスの感覚はちょっと難しいのですけどね。しかし、これができればより正確なラインをトレースしやすくなりますよ。
ブレードで支点を作って、下半身でボートを動かす。これって、フォワードストロークも同じです。スイープもドローも一緒。そう、ストロークの基本ですよね。スライス(ラダー)してもキャッチと役割は一緒なのです。そして実はロールも同じ。Tさん、スライス、なかなかできていましたよ。あとは視線をしっかり狙った先に持っていきましょう。
後半のダウンゲートの練習は、簡単そうで難しかったですね。なかなか曲がってくれないのであれば、曲がりやすい状況を作ってあげることです。例えば、スピードを出し過ぎない、流れの緩いところで回る、流れの力をきかっけに使う、ボートの抵抗を小さくする(フラット)など、いろいろあります。次回の講習は大会用のゲートになりますね。楽しみです。
今日のアルバム