2/3 親鼻水位1.30
ベーシック中級
この週末は気温も上がり、いいカヤック日和でした。水量も冬にしては珍しいくらいの多さでしたし。今回も寄居でなくて、長瀞で講習。リクエストでブッフを練習しました。
ここで『ブッフ』とは何か?説明しておきます。ドロップ等を下るときの技術で、もし、バウが下を向いて落ちると、水中にバウが刺さり、勢いを失い沈したり、最悪の場合はピニングしたりする。これを防ぐために、ボトムで着水して下流にすみやかに抜けるためにブッフを用います。
安全に川下りできるだけでなく、ブッフそのものが、空中に飛び出すような感覚があり、気持ちいい。けど、正直、長瀞にはまともなブッフができるような大きさのドロップはありません。そこで、小さなドロップや、エディラインでシュミレーションして練習しました。
ブッフのポイントは3つ。小森君がplayboatingで解説してくれていますが、①アプローチ、②踏み切り、③着水後 です。最も重要になるのは踏み切りの一発でしょうか。今日も特に踏み切りの練習になりました。踏み切りでは、『タイミング(場所)を合わせる』、『前に出す』の2点がポイントです。どちらも通常のストリームインのときと同じことですね。ブッフではこの『前に出す』の部分で、荷重が特徴的です。バウを落としたくないので、バウを引き上げるように踏み切り!ウェーブのフェースを狙ってシュミレーションしました。上手くいったときは、フェース面をすぅ~と気持ち良く流れてくれる。
実際のドロップはなくても、練習することはいっぱいあります。まだまだやりたい事はあるので、また次回の機会にやりましょう!
