10/19 玉淀ダム放水量10.2t
スラローム講習
今日も春の陽気。暖かく漕げました。水も10tあり、今年は多めで嬉しいです。
寄居会場はゲートの数も増やしました。前回は踏み切りを意識したアップゲート中心の講習でしたが、今回はダウンが連続するスタガーゲートも練習できました。
スタガーゲートでは、早め、早めのターンがコツ。1つロスをすると、それが2つ3つあとまで引きずってしまい、大きなタイムロスになってしまう。まずは余裕を持てるライン取りを狙い、そこから少しずつスピードアップをチャレンジしていくといいです。
本日、講習の中で、流れの中にエディラインからちょうどいい位置に岩があり、踏み切りの1発でこの岩を超える練習をしたのですが、なかなか上手くいきませんでした。踏み切りの時点ではいい感じなのですが、そのあとあまり伸びてくれない。これは目線が大きいようです。つい、岩を見てしまっている。上体が向いているところに、カヤックは進みやすい。岩を見ることで、岩が目標になってしまっているのです。目指すはあくまで岩を避けるライン。岩の向こうにある流れを見ていなくてはいけません。そして、そこを通るラインをイメージ。
視線を変えたら、上手くいきましたね。これはスラロームでも一緒です。ポールは目印として視界には入れておきますが、目的地ではありません。ポールを巻くライン上にきっちりとマークを置きましょう。つい、ポールに向かって漕いでしまいやすくなるので、ラインのイメージが大切ですよ。
