2/28 玉淀ダム放水量8.2t
スラローム講習
今日は曇り空。寒そうなムードですが、気温は高めで汗ばむくらいでした。
平日ですが、参加者は3名。寄居カップに向けて気合を入れていきますよ。ターンのとき、『カヤックを流れに当てて曲がる。』と講習でよく説明しているのですが、これに関して質問があったので、もうちょっと解説してみます。
当てると言っても、ボートのどこに当てるか?
ふつうに考えると、まずバウ先端に当たりそうですが、先端は薄くスライシーな形状をしています。そこに水を当てても、あまり圧を受けません。(そもそもバウ先はロッカーしているので横からは当たりませんが)実際に流れを受けるのは、もう少し手前のサイドウォールが立ち上がった部分になります。私はヒザ前くらいの感覚です。
流れを、リーンでいなす、フラットで受ける。というメニューを講習でやっていますが、講習している右岸最初のエディはちょうどいい練習場です。手前の流れをいなし、奥の水に当てる。流れが見えてないとできません。また、サイドウォールに受ける感覚もそう。
ピボットターンも同じ感覚です。外傾すると、外側に水がガツンと当たるからストップが掛かる。内傾は斜めに当たりますから、ズレを利用できる。リーンを上手く使うことで、ターンの調整ができますよ。