7/20 親鼻水位1.81
ベーシック初級
今日から夏休みに入りました。けど、梅雨がまだあけないので、ちょっと寂しい長瀞です。
講習は久しぶりのMさん。昨年はケガ等いろいろあってカヤックが漕げなかったそうです。今年はなるべく多く漕げるといいですね。
久しぶりということで、フォワードストロークが強くなりたいと、基礎を見直す内容で講習しました。フォワードに限らず、しっかりとした漕ぎを身につけるには、まずは姿勢や構えが大事です。今日は特に『肘』に注意してみました。
いつもよく言っていることなのですが、肘の角度はどのくらいがいいのか?これは、力を抜いた状態の角度にしましょう。曲げたり、伸ばしすぎはよくありません。これらは筋力を必要とします。角度が悪いと単に力が入るからだけではありません。
体幹のパワーをパドル(ブレード)に伝えるのが腕の役割です。肘が曲がっている、脇が開いていると、力が逃げてしまいます。なので、力が逃げないように筋力を使うことになります。肘の角度が良いと、筋力ではなく、骨格で漕げるようになります。力はたいしていりません。「コツを使う」とよく言いますが、この「コツ」とは「骨」のことですから。
どんな感じかというと、講習で実験もしてみましたが、肘にロックが掛かった状態です。腹筋がパドルに直に伝わる感覚となります。すぐに実感できるのは難しいかもしれませんが、たくさん漕ぐことで解ってくると思います。肘のロックですよ!