9/28 親鼻水位1.30
流れ入門
久しぶりに流れ入門クラスの開催になりました。Tさんは前回はダッキーに参加頂き、今回は自艇で流水。今まではリジットタイプのカヤックでは緩い川でしか経験がなく、長瀞が楽しみです。Kさんはドラゴンボートをやっているとのことですが、流れでカヤックは初。
まずは講習はフォワードストロークから入りましたが、Kさん、いきなりパドルが立っています。初心者でこんな素晴らしい構えをした人は見たことがありません。きっとドラゴンボートでも真面目に練習していたのでしょう。「パドルを垂直に立てて漕ぐ」ということが身に染みついているようです。
フォワードストロークはなるべく垂直で漕ぐのはいいことです。ボートから離れたところを漕ぐと、どうしてもパドルを動かすことになり、回りやすい。ボートの底をえぐるように漕いだ方が、真っ直ぐ進むしと、カヤックの方を動かしている感覚も掴みやすいでしょう。
Kさん、逆にスイープがどうしてもフォワードっぽくなってしまって、そっちが苦労していましたね。対してTさんは真っ直ぐ進まずに、どうしても拠れてしまう、というのが悩み。まあ、これは初級者であれば当然の課題です。解決するには、『パドルを動かすのではなくて、カヤックを動かす。』という本質を理解する必要がありますが、これを会得するには時間がかかります。少しずつポイントを練習して上達していきましょう。
最後はセイゴの瀬をプチダウンリバー。やっぱり流れを下ると楽しいですね!