3/1 玉淀ダム放水量6.7t
スラローム講習
もう3月に入りました。そして今日もすっかり春らしい陽気です。
来週が寄居カップの予定なので、このゲートを使った講習も週末は今日が最後でした。
最後にまとめとして『パドルではなく、カヤックを動かす』を徹底するにはどうすればいいか?を考えて講習しました。
以前にも少し話したのですが、下半身操作は感覚的な部分が大きいような気がします。一つの要因に視線があります。人は、見ている物は動かしやすいけど、見えていないものは難しいのではないか?
やはり、手漕ぎがちな人は、パドルや目先を見ている場合が多いです。しかし、一番動かしたい”腰”の部分は、視界に入っていません。(もちろん私もです)つまり、見えていないものを動かさないといけない。だから難しいのではないか?そこを、自分は俯瞰的なイメージを持って漕いでいます。川地図があって、その中を腰を中心としてカヤックがラインを描く。
腰の方が動いている感覚を得るには、1パドル(ストローク)のみで進むのがいい練習です。手漕ぎでも2パドル以上使えば狙ったところに行けるけど、1パドルでは無理なんです。今日はその練習をいっぱいやりました。静水で片漕ぎは上手く出来ていました。それを実践でも使えればOK!流れで上手く出来ないのは、視線も少し関係しているかもしれませんね。目先のバウに注意がいって、全体的な川地図のイメージが足りない気がしました。
スラロームのポールはその点、いい練習です。1つのゲートに向かって漕ぐのではなくて、3つくらいをまとめてラインを導く。ポールに惑わされないで、水面の流れを計算出来るといいでしょう。