6/19 親鼻水位1.98
フリースタイル講習
昨日からの雨でまた少し水が増えました。今日の予報もまとまった雨だったのですが、実際には小降りでした。そこまで増水しなかったのでひと安心。
本日は久しぶりにフリースタイル講習。静水カートを出来るようになりたいという希望で、今日も岩畳で講習。
すでにバウを沈めることが出来るSさん、バウステーションや2エンドが今回の目標です。
Sさん、バウを沈めるのに、助走スピードを付けないと出来ないとのこと。確かに、助走なしでもバウスクォートは出来ますが、助走をつけた方がやり易いです。
では、なぜか?
Sさんの回答は
「①、助走スピードが出ているとリーンが安定するから」
「②、バウに水圧を受けるから」
ずばり、その通り。
②は分かりやすい理由ですが、①の方のリーンの安定を感じているなんて、とても良く理解していると思います。
理由が分かっているので、それを最大限に生かしましょう!
1つ、バウを沈めるというより、スターンを前に運ぶイメージを持つといいです。
②の理由のバウが水圧を受けて突っかかるわけですが、スターンにはまだ慣性が残っています。ボートを止めてしまうのではなく、そのままスターンはさらに前に運ぶイメージ。
はい、これでもう2エンドいきましたね。
①の理由のなぜリーンが安定するといいのか?スピードあると安定するのは、自転車と一緒で、止まっていると倒れるけど、走っていると安定しますね。さらにバランスを取れていると、手放し運転だって出来ます。
そう、この手放し運転のようなもの。上半身がフリーになるのです。私はニュートラルな状態と表現していますが、力が抜けている状態でもあります。
このニュートラルな状態の時に、先行動作=重心移動が出来るからです。ステーションの部分も同じで、このニュートラルな状態を作れるように意識して下さい。力で留まろうとしても、その次には移行しにくいです。力が抜けてこそ、やりやすさを感じるでしょう。
Sさん、目標のステーション、2エンドはすぐに達成できましたね。あとは、もっと滑らかさと目指して下さい。いきなりバウからスターンへ飛ぶのではなくて、重心をエッジ沿いに移行させるイメージです。