7/2 親鼻水位2.02
流れ入門
梅雨空が続く中、本日は貴重な青空でした。また明日から下り坂の予報ですし、ある地方は災害級の大雨ですから、早く梅雨明けになって欲しいです。
ということで、流れの講習ですが、今日も岩畳で実施。本人の希望もあって、静水でフォワードストロークをじっくり練習しました。
フォワードストロークに限らずですが、漕ぎは体幹を使います。しかし、最初はなかなかその感覚は分かりにくい。つい、手で漕いでしまいます。それは、パドルに意識が行っているから。それも無理はありませんよね。パドルを動かして進んでいるので。最初は私もそう教えるし。
しかし、本当に動かしたいのはカヤック。「カヤックを動かしているのは、下半身なんだ!」という感覚を得るには時間が掛かります。
Nさん、パドルをつい見てばっかりでしたが、目線をバウに持っていったら、真っ直ぐに進んでいましたね。それは、無意識にお腹で調整できた証拠です。その漕ぎを実現するためには、「水を掴んでいる」ことが必要ですが、そこを自分で感じたことは、大きな収穫です。まだ、確実にキャッチはできていませんが、「水を掴んだ時はカヤックの進みがいい。」というのを実感出来ていたので、これから掴む感覚も磨かれていくでしょう。
そして、掴みを感じたら、自然と体幹の漕ぎにもなります。なぜなら、ちゃんと水を掴んでいる場合は手では引けないから。そのためにはまず、姿勢とパドルの構えです。胸を張って、腕は軽く伸ばし胸とシャフトの距離を保ちましょう!
今日のアルバム