8/17 親鼻水位1.45
ロール講習
お盆が過ぎて、川は前日とはうって変わって人が減りました。ライン下りも少ない。昨日までが噓のよう。それでもそれなりにいましたけどね。そしてキャンプ場は変わらず混んでいた。キャンプ人気は凄いですね。
さて、本日は久しぶりに講習。(お盆は体験クラスばかりだったから)流れにも少し慣れてきて、そしたら、ロールを覚えたくなります。だって、沈は怖いから。沈を怖がっていては、流れの練習も思い切ってトライできない。ロールは一つの壁であり、そこを超えると気持ちはだいぶ楽になります。
しかし、ロールは特別な技術ではありません。他のストロークや操作と根本的なことは一緒。だから、漕ぎは上手くないのに、ロールだけは出来るということはないし、漕ぎの本質が分かっていれば、ロールも早く覚えられます。基本のストロークを練習することは、ロールも確実になるのです。
今日、練習したことは、
ロールは「支えを作って、下半身を使って起きる」ということ。
「ブレードを支点に、下半身を動かす」という漕ぎの本質と同じですね。
まず、①支点作りとして、スカーリングとドローの練習。
② 外に外れた重心を中に戻す。(重心移動の意識)
③(他の人の)バウを掴んで、腰でカヤックを返す。(ヒップスナップ)
④ セットから、体の捻りでカヤックを起こす。
⑤ パドルフロートを使って、ロールの動きを実践。
こんな流れで練習しました。
講習の中で、体の捻り方が難しかったようです。ポイントとしては、右ロールの場合なら、左手が伸びないこと。左手まで、右側に来てしまうとおかしな体勢になってしまい、上がらない。
上体を捻っているわけではなく、下半身、お腹を引き付ける感覚でやるといいでしょう。上体を上げようとするのではなく、上体の下にカヤックを持って来るイメージ。
最初は、パドルをどう動かすか?そこが気になると思いますが、パドルはあくまでも水を掴みにいくもの。その感覚を磨きましょう。ストロークもそうですが、お腹で動かす意識。これが大事ですよ。