10/15 親鼻水位1.96
ベーシック初中級
今日もちょっぴり肌寒い1日でした。だけど、川で漕いでいると寒さを感じることもありませんでした。それは、気持ちが熱いからかなのかな?目の前に楽しそうな波があると、ワクワクしてきます。
講習はちょうど1ヶ月ぶりのKさん。長瀞で漕ぐこと自体2回目ですが、今日は流入量50t以上の増水。本流での講習は厳しいので、午前は亀岩下の流れで、午後はくつなしまでダウンリバーしました。
この増水の中、ダウンリバーは大丈夫か?と心配かと思いますが、このくらい多過ぎると、逆に波は潰れぎみにもなる。(もちろん、大波のところだってあるけど)本流真ん中は、ストレートでざっぷん、ざっぷん、と真っ直ぐ下るだけなら意外と難しくはないのです。実際、Kさん、ダウンリバーではノー沈。迫力ある波にをいくつも超えて最高に興奮したかと思います。写真がないのが残念。
講習は、前回の続きで、ストリームインで「犬に引っ張って貰う」、=「水を掴んで、流れが運んでくれる」を深めてみました。
この流れを掴みにいくとき、"ため”があるといいです。”ため”とは、ブレードが水を受ける時間を長くすることです(その間、動きは止まっている)。この"ため”の時間に、水圧はぐぐっと上がっていく。そして、最大値になったところで、一気にストロークへと移る。
しかし、この"ため”を作るためには、パドルを持つ構えが重要です。いつも言っている黄金ルールなのですが、体の正面に持ち、両手で支えること。キャッチする側の腕が伸びきってしまうと、片手だけで支えることになり、力負けするので、結局、水は逃がすことになる。ヒジは軽く曲げて(脱力状態)、圧は体の中心で受ける、「黄金ルールの構え」が成否のコツですよ。