12/15 親鼻水位1.18
ベーシック初中級
今冬になって、一番の寒波が来ました。長瀞は冬晴れで、太陽の下では暖かさも感じるのですが、川はやっぱり冷たかったです。
前半は沈しないように、静水で基本のストロークを復習。スイープストローク、ドローストローク、スカーリング、片漕ぎ、と。どれも根底にあるものは同じ。支点を作って、下半身を動かす。そして、それぞれのストロークの違いは、支点の作り方や、下半身の動かし方が微妙に変わるだけ。いくつかのストロークを試すことで、共通している部分や違いを感じることが目的です。
この中で、スカーリングは水を切るストロークになります。しかし、それでも水は受けています。前後には切るけど、横方向には抵抗がある状態。この微妙な水圧は、ブレードから伝わるってくる感覚が大切。右は出来るけど、左は出来ない・・・。とは、よくあることです。利き腕じゃない方だと分からない、それほど繊細ということなのです。
力任せに漕いでも、この感覚は分からないだろうから、まずは水を見て、ブレードから伝わってくる力に神経を集中させてみましょう。よくカヤックが動いたときは、しっかりと支点が出来たときでしたね。
だけど、ブレードばっかりに気が行っても注意です。ちょっとわかってきたら、ブレードは見ないで、バウや行き先をみましょう。ブレードを見ると、つい手を動かしてしまいやすいから。手は感じる部分。動かすのは腰。
昼を過ぎると風も出て来て寒かったですね。けど、漕ぐたびにその奥深さを学んで、楽しいですね。
今日のアルバム