12/21 親鼻水位1.21
流れ入門~初級
今年も残り10日。もう年末なのですね。まだそんな感覚はないですが、川は確実に冷たくなってきています。岸壁にはつららが出来ていました。
こんなに寒くなっても講習はやりますよ。まだ天気は良かったので、全然平気です。Kさん、今回からボートをFUNランナーに変えました。前回のボートよりちょっと短く、狭くなり、安定感が落ちるのですが、その不安定さは全く感じさせなかったですね。「乗る」ということに慣れてきた証拠です。たとえ、ボートが不安定なものになっても、ちゃんといい位置に乗っていれば、なにも不安定なことはありません。難しいボートはその範囲が狭いだけです。「どこに乗るか?」が重要になってくる。今日はリーニングを通して、エッジに乗るを練習してみました。
今のボートはフラットボトムが主流です。そして、ボトムの端にエッジがある。リーンすると、ボトムは、エッジを頂点としてV字形状になります。そうなると、フラットで安定していたものが、急にフラフラになりますね。倒れないためには、エッジの上に真っ直ぐ乗っていなければです。
あと、先端がV字ボトムだと、水を切り裂いて進む形になります。シーカヤックはまさにそう。リバーカヤックもリーンすることで、水を切るイメージを持ちやすいと思います。そして、講習でも自転車に例えましたが、止まっているとフラフラだけど、進んでいれば倒れない。エッジに乗る(傾く)だけでなく、進んでいることで、より安定性を引き出せます。二人とも、傾けはある程度、出来ているけど、まだスピードが止まってしまいがち。慣性を残す、漕ぎやラダーを身につけたいですね。
あと、「どこに乗る?」=「背筋がまっすぐしている」ことが必要です。姿勢は大事ですから、体を柔らかくするトレーニングも続けておいてくださいね。
今年はカヤックに出会った年で、素晴らしい転機だったと思います。次回は年明けになりますが、よろしくお願いします。