1/22 玉淀ダム放水量6.4t
寄居スラローム講習
本日はすっきり晴れではなく、薄曇り。しかし、気温は高く3月並みとのこと。全く寒くありません。週末は雪予報なので、今日はラッキー。
そして、今日からポールを張っての講習です。毎年ながら水量は少ないので、流れはたいしたことないのですが、ポールがあることで、いかに正確に漕げてないかが分かる。簡単そうで難しいので、とってもいい練習になります。
今日の講習では、ストリームインのときに、リーンの大きさを調整してカヤックの動きがどう変わるか、いろいろ試してみました。
ふつう、リーニングは、流れをいなす目的で掛けることが多いです。リーンが足りないと流れに食われて沈したり、回されたりする。しかし、リーンが大きすぎても流れがボトムにより強く当たり、食われはしないけど、押される力は大きくなります。流れがどこに当たるか?どう(いう角度で)当たるか?でカヤックの反応は変わります。いなしたい時もあれば、大きくターンしたい時もある。
例えば、ストリームインしたあとの慣性が狙ったとおりならいいけど、入るアングルが縦過ぎて、ターンしてくれない・・・という場合、入る角度はもう変えることは出来ませんが、リーンをわざと緩めることで、水を受けてより回される状況にすることは出来ます。
またエッジを深く入れるリーンで、水を切り、レールの上をきれいにトレースするようなターン弧を描くことも出来る。
エディラインはエッジで水を切り裂き、本流に達したところで、バウに水を受けてターンしたり、あるいはコックピット横に受けて、アングルはキープしたまま押されたりと、リーン次第で、漕がなくてもカヤックの動きをコントロールすることが出来る。細かい操作ですけど、「カヤックを操っている!」感覚があって楽しいですよ。コツは常に流れがどう当たるか、常に意識することです。
今日のアルバム