2/5 玉淀ダム放水量9.0t
寄居スラローム講習
今日はとってもいい天気。もう春も近いなと感じました。
前回の講習は、アップゲート=エディキャッチとストリームインをメインに練習しましたが、今回はダウンゲートのバリエーションにチャレンジです。
ダウンゲートは緑のポールで、上流からゲートを通過するわけですが、単純に言うと本流を下るということになります。またこれが簡単そうで難しい。
まずは、シンプルに本流に沿って進む練習から。これはそんなに難しくはないけど、本流がカーブしているところを漕いでみる。スイープは使わずにフォワードストロークだけでカーブを描いてみようとするとちょっと難しい。次に、微妙に本流からずれながら漕いでみる。そうするともう上手くいかない。ここをフォワードで調整するには、下半身を使えているか。いつでもこの漕ぎが大切になります。
そして今度はポールはジグザクに配置してトライ。初めてだと、いやぁ難しい。曲がりきれないのです。
ここで、ダウンゲートを通過する基本があって、ターンはゲートの前に終わらせておきます。これを”プレターンの法則”といいますが、このターンポイントをどこに置くかが考えどころ。これは目の前のゲートと次のゲートの配置を見て、ベストな場所を探す。どこでプレターンしたかで、ゲート通過のやり易さが大きく変わる。余裕を作れるラインはどこなのか?それを考えるのがスラロームの面白いところです。
このように、ひとつひとつのゲートは逆算でターンポイントを決めていくのですが、さらに、ゲートを3つ4つグループとしてみて、全体を無理なくなめらかに通るラインはどれか?を考える。目先だけを見ているのではなくて、2つ3つ先まで読んでいるということです。
いや~なんか難しくなってきましたね。だけど、それだから面白い。今年は中止が決定しているのですが、例年開催の寄居カップがあったら楽しいのですけどねー。