4/3 親鼻水位1.21
ベーシック中級
4月になり、冬の間はお休みしていた人も漕ぎ出してきています。Yさんも昨年の年末以来、約3ヶ月ぶり。冬の間にヘルメットを自分で塗装し、リニューアルしていました。仕上がりがプロなみです。
今年初漕ぎなので、講習もリハビリ的な内容。ウォーミングアップで、エディキャッチ時に沈していたので、エディでのターンをメインに講習しました。
エディに入るとき、「もう流れを抜けた」とつい安堵しがちですが、エディラインを超えたのみで安心してはいけません。遠心力で外エッジが引っ掛かり、カヤックがストップしてしまい勢いで沈します。
よく言っていますが、エディに入ってもなるべく慣性を残して奥まで進み続けること。エディラインを超えると、勝手にターンに入りますので、緩やかな弧にするには自分でコントロールが必要です。具体的にはスターンラダーを入れる、場合によっては、フォワードストロークをもうひと漕ぎすることも。Yさんすぐに修正出来ました。いい感じでカヤックが走るようになりましたね。
しかし、いつもエディで大きくターンできるわけではありません。狭いエディだっていっぱいあります。そういう時はクイックなターンをしなければならない。そちらのパターンも練習しました。具体的には今度はラダーではなくて、キャッチ。しかし、キャッチはするけど、カヤックを止めてはいけません。キャッチしたブレードを中心にボートを前に出す(回す)。このとき、遠心力に逆らうのではなくて、その力を使って回す感覚です。
もう一つ、逆エッジパターンも試しました。沈の典型でもありますが、あえて。もちろん沈はしないようにです。先に練習したキャッチが出来ていることが前提。これは、けっこう腹筋使いますね。外傾ターンができれば、よりクイックなターンになるし、スターンカットはこの姿勢です。
安全に川下りするために、水がデッキに乗らないようにと学びますが、フリースタイルプレイをするには、逆に水を乗せることを行いますから。まだまだ奥は深いですよ。
カヤック体験
午後はカヤック体験もありました。ご家族での参加でした。春休みなので、家族旅行を兼ねてカヤックにトライです。お父さんが一番楽しんでいましたね。