5/14 親鼻水位1.29
ベーシック中級
長期天気予報で、今年は梅雨入りが早いと報じられていました。来週中からすっきりしない天気が続くようです。雨は降って欲しいけど、梅雨もイヤですね。
さて、講習は表題に書いたように、「前傾・後傾」をいろんな場面で使ってスキルアップに繋げてみました。前傾・後傾と書きましたが、前荷重・後荷重と表現してもいいです。もしろこの方が正しいです。前傾・後傾は姿勢を指しますが、決して姿勢を言いたいのではなくて、前荷重でバウを下げたい。後荷重でバウを上げたいのが狙いです。姿勢はなるべく真っ直ぐが理想ですから。
では、どういう的にバウを下げたいのか?また、上げたいのか?
通常のストリームインアウトでは、前荷重して、エッジをより効くようにします。しかし、ストリームインでフェースの落差がある状況では、反対にバウを上げて水がバウに当たらないようにするといい。インでは状況で使い分けます。一方、アウトでは、常に前荷重。エディラインでスターンが下がっていると、水が乗っかるからです。
また、サーフィンでも前傾・後傾は良く使う。シンプルに前荷重すれば、ボトムに落ちるし(前に進む)、後傾でボトムに落ちるのを防いだり、ボトムに落ちた場合でもバウが上がっていることで、バウが食われるのを防いでてくれます。
今日は同時に外傾ターンも試しました。ふつうはあまり使わないターンですが、”荷重する”ということに置いて、前後があれば左右(内外)もあるので、共通する項目になります。外傾は逆エッジなので、踏ん張りが足りないと転倒しますが、エッジが食い込むことで、ピボット的なターンを可能にします。
普通は傾けた方にターンしていきますが、水の当て方を変えることで、傾けた方とは逆にターンすることも出来る。どこに荷重するか?で、水の当たり方も変わる。こういうことを理解して乗ると、「カヤックという乗り物は面白いな」とあらためて思います。