6/21 親鼻水位1.53
ベーシック初中級
梅雨の合間、夏のような天気になりました。そこまで蒸し暑くないので、川にいるとさわやかです。
今日は皆野中からスタート。しかし、最初のメニューは静水でドローストロークとスカーリング。ドローとスカーリングには、上達の重要な要素がいっぱいあります。皆さん、自主練するときも、このメニューに時間を割いてみましょう。
まず、姿勢。背筋を伸ばして真っ直ぐは当たり前ですが、しっかりと振り向いているか?へその向きを自分でチェックするといいです。パドルの構えが両手で支えて漕ぐ際に、お腹に力が入るか?片手の漕ぎにならないよに。
次に水を掴んでいる感覚。ドローはもちろん、がしっと水を掴むわけですが、スカーリングも受け流してているけど、抵抗もけっこうあります。支点となるだけの圧を感じているか?この辺りが分かってくると、上級者の仲間入りです。
そして支点が作れたら、次に腰、膝でカヤックを動かすことが出来ます。そう、ここに書いたこと、すべて別にドローやスカーリングに限ったことではありませんね。どのストロークにも当てはまることです。もちろん、ロールにも。ドローやスカーリングはこの感覚を自覚しやすいので、いい練習なのです。
長いウォーミングアップのあとは、上記のことを確認しながら、ストリームインアウトやサーフィンをして下ります。○ちゃん、力が抜けているのか?非力だからなのか?本人は自覚していないかもしれないけど、無駄のないきれいなフォームで漕げています。力を使わずともカヤックが進むのは、水の流れを上手く使えているから。見た目の流れの強さに気持ちで負けないで、良~く見ればもっと上手に利用出来ますよ。ロールも自信を持ってね。