7/3 親鼻水位2.54
ロール講習
いや~けっこう増水しました。と言っても災害レベルではありません。ライン下りは中止ですが、ラフティングは行っています。(因みに規定があって、200tを超えたら中止です)カヤッカーも何人かいましたよ。このくらい増えると、逆に波は潰れて、ザーって流れている感じです。もちろん、大波の箇所もありますけどね。難しくないけど、泳いだら大変です。
こういう増水したときは、漕いで大丈夫だろうか?と悩むこともあるかと思います。漕げるかどうかは、ちゃんとスカウティングして判断することです。そのためにふだんから『見る目』を養っておく必要があります。何が危険が把握していれば、それを避け、ふだんでは味わえない最高な川を楽しむことができます。
付け加えておくと、判断材料として、現在、増水中かどうか?も考慮すべきです。水位が上昇中であれば、今、大丈夫と判断しても、30分後が安全とは限りません。スポットプレイであれば、増えたらそこで止めればいいですが、ダウンリバーの場合は、途中で止める勇気が持てず、「急いで下ろう」という判断になりがちです。あせりは余計にミスを誘発するので危険です。ダウンリバーではより多くのことを想定しておくべきです。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで、本流での講習は難しいので、岩畳の静水でロール講習を行いました。
ロールの動作は3次元の動きなので、ただ、カヤックに座ったままでシミュレーションしてみても、なかなか実際の動きにはなりません。パーツ、パーツで動きを体に覚えさせてトレーニングにしていくといいと思います。上体の動きに関していうと、シンプルに捻っているだけです。ほんとスイープストロークのように。つまり、ブレードを支点にして、下半身を動かすです。けど、この動きがひっくり返ったとたんに分からなくなるようで。まだ腕で漕いでいる証拠です。動きだしはお腹からね。まあ、今日が最初でしたから、だんだん慣れていけばいいです。パドルフロートを使ったロールは出来たので、繰り返せば体に染み込みますよ。