10/17 親鼻水位1.37
ベーシック初中級

白馬や志賀高原では初雪が観測されたそうです。もちろん、長瀞は降っていませんよ。けど朝晩はほんと寒くなってきました。午後は晴れ間も出て、気持ち良かったですけどね。
講習も賑やかに4人。午後はくつなしまでダウンリバーしましたが、Kさんは長瀞ダウンリバー初めて。Tさんも以前にダッキーではあるけど、カヤックでは初めてでした。
講習では、よく『いかに効率良く漕ぐか?』というのを説明していますが、体の使い方や、流れを利用した方法など。効率の良い漕ぎをしていると、その分たくさん進むわけですから、「あまり漕がないように」と言っています。それは、慣性と効率良かったか?を確認するためです。まず慣性で進んでいることがベースにあって、そこに足し算をするから。そのベースが分かっていれば、漕いでもいいんですよ。早いことはメリットでもあるので。
流れを利用する理屈は、数学的な考え方をしています。数学的というと難しそうですが、足し算だから難しく考えることはないですが、流れの強さは変化するし、アングルも考慮すると数字はシンプルではないかも。その単純じゃないあやふやさがまた面白いと思います。理解するのは頭だけど、実践するのは感覚からの判断なんですよね。どう感じているかが大切、感じるための漕がない時間です。
昼食のときに、陸上(スプリント)は重力を利用して前に進むという話になって、スキーのエンジンは重力であるように、カヤックのエンジンも半分は水流。力を加えると抗力も必ずあって、そんなことを考えるのも楽しいです。