1/30 御岳ダウンリバー講習
2022年もはや1ヶ月が終了。まだ水は冷たく、本格的なカヤックシーズンは先ですが、水温が緩む季節を待ちわびつつもくすぶる熱い気持ちは消えません。今日の御岳もけっこうカヤッカーがいっぱいいました。
噂だった水の黒さも、だいぶ解消されていました。少し濁りがあるかなくらいでした。
Wさんは御岳講習は初めてでしたが、IさんTさんはもう何度目か。今回は寒山寺上がりと少しコースは短くして、その分、スポットで練習をみっちり行いました。
御岳の講習ではエディキャッチの攻略が多いですが、「エディを狙う基本=横向きに入る」を実行するためには、当たり前ですが横向きのベクトルと作ること。つい、エディに向かって漕ごうとしてしまいがちになるかもしれませんが、そうではありません。下流へのベクトルは流れが作ってくれるので、自分ではいかに横方向を足すか。そのために必要なのが、横に進むためのスペースだったり、場合によっては6時向きのスピードを殺したり。
例えば、あるエディに入るのに、そこに入りやすいスタート地点やラインがあります。(易しいケースは直線的な対岸への移動。)しかし、実際のダウンリバーでは、スタート地点を選べないことや、途中に邪魔な岩やホールがあったり。そうなると、難易度が上がります。しかし、基本的なことは変わらず、その状況下でいかにベターなライン取りを作るか。
そのライン取りをわざと複雑に設定したものが、スラローム競技。ポールがあることで、条件が厳しくなり難しくなる。御岳は常設的にポールが下がっているので、少し使わせて貰いましたが、やっぱり難しいですね。
ウェーブではサーフィンで遊んだりもしましたが、ウェーブも単にプレイスポットなだけでなく、ダウンリバーでラインを作るのに活用できる流れです。サーフィンの技術もダウンリバーには必要。ウェーブのトップを上手く使えるか、その辺も練習してみました。
今が最も寒い時期ですが、今日もいっぱい漕ぎました。2月はジャクソンカヤックの入荷もありますし、春が待ち遠しい感じです。寄居河原も早く入れるようになるといいなぁ。