7/10 親鼻水位1.36
ベーシック初中級
夏らしい天気が続く7月の週末ですが、やや静かだった昨日に対し、今日はカヤッカーが多かったです。ライン下りも賑わって来ましたね。
午前はカヤック体験、午後は体験クラスと初中級クラスでした。
先週、利根川・水上を下って、返り討ちにあったNさん、厳しい流れにも対処出来るように講習参加です。瀬が厳しくなれば、当然ながらやられる(泳ぐ)ケースは増えるでしょう。泳がないためには、1)まず沈しない、2)確実なロールを身に付けるという術が必要です。
沈するケースは、おおくはストリームイン・アウトの時か、波(バックウォッシュ)に食われる場合でしょう。イン・アウトではリーニングの不足が原因、波に食われないためには、耐える力が必要になります。耐えるためには、波にぶつかる時にブレードが水中に入っていなければならない。それで、がむしゃらに漕ぐのでなくて、間を持ったタイミングを合わせた漕ぎをするべきとよく言っているのです。
まずは、このブレードを水中に入れて”水を掴む”という感覚から練習しました。強い流れを選ぶ、シャフトの立ち具合、ブレードの向きなど注意します。そして、大事なのが、この水圧を感じる=水を掴んでいる時間を長くすること。表題では『時間をかせぐ』と書きましたが、正確には、1キャッチで進む距離をかせぐことを狙っています。「水を掴んだら、簡単には離さないぞ!」そんな意気込みです。
これはロールでも一緒ですね。水を掴み続けているから、支えが長い時間あってボートも起こしやすくなる。スカーリングをいっぱい練習して、水を掴む感覚を磨くといいですよ。