7/22 親鼻水位1.53
ベーシック中級
勉強屋にお泊まりで長瀞合宿。最高に幸せなカヤック時間です。
前回やった、『ブレードを抜かずにラダーで漕ぎながら瀬を下る』の続きがやりたい!ということで、継続して講習。
私は『1ストロークを長く!』とよく言っていますが、ただ長くパドルを突っ込んでいればいい、というわけではありませんので。いかに『ずっと水を掴み続けられるか?』という命題です。
そこはやはりスカーリングを磨くといい。スカーリングはブレードを抜かないで、水を掴み続けるストロークですから。その感覚の延長でフォワードストロークも漕げると、1ストロークが長くなると思います。
キャッチで微妙なスカーリングの入ったバウラダーからのフォワードです。
まずは流れキャッチで、ブレードに水圧を感じる、それを持続させるためのバウラダー(スカーリング)、水圧が弱くなってきたらストローク。なので、圧が弱くなったら抜きましょう。そして次のキャッチでまた掴みに行きます。
練習だから、わざと長く漕ぐ、パドルを抜かない、とやっていますが、そこが狙いではありません。バウ(行き先)をコントロールしているか?腰でカヤックを進めているか?そのための長いストロークです。ブレードが抜けている間は、方向はコントロールできません。腰を押し出す支点もありません。細かく漕いで、それが出来ないわけではないですが、ゆっくりした漕ぎで十分ですし、もしろやりやすいですからね。
進む距離を意識しながら、水を掴み続けるようにしたら、けっこうな距離を進んでいましたね。流れの上では、1ストロークで10mは進んでいたと思います。1ストロークでそんなに進むんですよ、この距離感を感覚としてインプットしておきましょう。