槻川・嵐山渓谷ツアー 月田橋水位35.82
台風による増水で2週連続、3連休の最終日は槻川になりました。前日は多過ぎて心配だったのですのが、減りが早くちょうどいいくらいでした。この水位だと遊べるウェーブも多い。
天気も台風一過という感じで青い空が広がっています。こんな日に川で漕げるのは幸せの一言。Sさんは槻川初めてで、いい時を引き当てました。
今回はメンバーもロール大丈夫な慣れた面子なので、ウェーブを見付けてはトライしながら下っていきました。いいウェーブはいくつかあったのですが、中にはエディがなくてワンチャンスのウェーブもあります。こういうウェーブを逃すのはとっても悔しい。サーフィンを楽しむためには、まずエントリーを確実に出来ないと。ウェーブへのエントリーはフェリーの延長。エントリーで失敗するということは、まだフェリーの技術が未熟だということです。この辺りはまだまだ修行を積んでいきたいところです。サーフィンも長乗りするには、荷重移動、バウを食われないようにする乗り方、食われたときの処理の方法を覚える必要があります。
ダウンリバーでは、スカウティングする目も養いたい。槻川はダウンリバー自体は易しい川なので、そういうものが見えてなくても下れる。けど、そんなダウンリバーでは上達していきません。危険箇所を察知することはもちろん大事ですが、易しい川だと、それがない。
自分は『より面白いコースはどこだろう?』と探しながら下っています。マイクロエディをキャッチしたり、小さなウェーブをフェリーでライン変更したり。浅くて岩も多いから、その岩を絡めた下り方とか。逆によりリスクがあるラインはどれか?を探す。易しい川だからこそ、そこにトライできます。自分が出来るギリギリで下るって楽しい。その経験を積んで、難しい川に行ったときは、リスクを避けられるようになりますよ。