10/13
御岳ダウンリバー講習久しぶりに御岳講習。今年初かな。昨年も長良川ツアー前に御岳講習を行いましたが、そのときは増水でけっこう迫力ありました。そして、今日も水量多め。いつもなら岩がけっこう多いのが、岩が隠れて、まあまあパワフルな流れでした。
Mさんは御岳を漕ぐのは初めて。本流を真っ直ぐ下るだけなら、そこまで難しくないのですが、他のメンバーがけっこう漕げるので、なるべく難しいライン取りを設定したから、ちょっと大変だったかな。
御岳といえば、エディキャッチ。岩が多いから、エディをいっぱい取りながら下るいい練習になります。ちゃんとエディに入るには、それまでのライン取りと、最後に横のベクトルを作れていること。ライン取りは、流れを読まなければいけないので、流れが複雑になるほど難しくなります。逆にその考える作業が楽しいとも言えます。
流れに押されてしまう場所もあるのですが、逆に落とされない場所もあるのです。ひとつはウェーブ。ウェーブに乗れればフェリーで横移動できます。そして岩。岩裏はもちろん、岩上も流れが当たった跳ね返りがあるので、流れが緩くなります。上手に岩を使うことで、ライン取りのイメージは選択肢が広がります。もちろん引っ掛かるリスクもありますので、その対処も心得ていなくてはいけません。
岩に水が当たって、どう流れいるか?危険な感じなのか?比較的リスクは少ないか?判断できる目が欲しい。ピローのある岩は比較的リスクの少ない岩になりますね。
今日みたいに水量が多く、岩がかぶっている場合は、そのまま岩上を通過するのも選択肢になります。このときは、岩裏が安全かどうかを見る必要がありますよ。イメージが膨らむとダウンリバーも楽しくなる。見て、考えてくだりましょう!