2/26 寄居スラローム講習

今日は空は晴れていたのですが、風が強かったですね。風が吹くと寒い、手が冷たい。それでも居残り練するTさん、気持ちは熱いですよ。
前回は基本的なゲートの通過を講習したので、今回は応用で、少ないストロークや、より攻めたライン取りを狙ってみました。
ウォーミングアップでは今回もCストロークをやってみましたが、これはまだ不十分かな。ドロー要素のバウの向きのコントロールは出来ているのだけど、フォワードに繋げる押し出しが足りない。バウを視界に入れつつ、運びたいたい2~3m先をピンポイントで見るようにするといいでしょう。自主練でもメニューに取り入れてください。
実践では、ポールに対し、より近くに運べています。方向のコントロールは上手く出来ている証拠。押し出しもまあOKですが、まだ伸ばせるはず。
そして、今日はアウトエッジを使うトレーニングもしてみました。通常、リーンすると内傾ターンします。これを外傾ターンさせてみる。因みにシーカヤックは外傾ターンがふつうなんです。理由はバウの形状による違いなのですが、シーカヤックも漕ぐTさんはすぐに出来ました。要は水の当て方。外エッジを使うと”水の壁”ができます。この壁に行く手を遮られてストップする。そして、壁に押し返された反発でターンも出来る。これは、フリースタイルでも使うことあるし、ダウンリバーでもエディを逃しかけた時にも使えます。ポイントになるのは、完全に止まるのではなくて、慣性は残したい。押し込んだその反動を利用する感覚で。
今日は新しいことにもトライしたので、幅も広がってきたと思いますし、スラローム講習では上手く出来ないことが分かるので、課題も見つかる。自分の課題が分かれば、これからの練習でやるべきことが見えるかと思います。スラローム講習で学んだことはダウンリバーにもフリースタイルも活かされますよ。