3/9 寄居スラローム講習
今日も20℃越え。もう水遊びが気持ちいい季節です。
平日ですが、講習は3人。Aさん、この冬ずっと週2ペースで漕いでやる気がみなぎっています。寄居のスラローム講習も最初に参加したときは、ゲート通過もおぼつかなかったですが、この2カ月でスムーズに通過出来るようになりました。当初は寄居カップの出場もためらっていたようですが、もう心配いりません。
ということで、次の段階、ちょっと攻めた漕ぎも練習しました。まずは、本流上のフォワードストロークと、細かいストリームイン・アウトでウォーミングアップ。”流れの重さを感じる”、”カヤックが勝手に動いてくれる”こういう部分を感じ取れるようになるまで基礎を練習しましょう。
今までやったラインの取り方は、あまり漕がなくても、確実に取れるラインが狙いでした。しかし、それだとリスクは少なくても、膨らんだラインだったり、ゆっくり漕いだりと、決して早いわけではなかった。
今回は、直線的に漕いだり、スピードを上げたりしました。ただ、そうするとオーバーランしてしまう。別に解決方法は簡単で、ブレーキを掛ければいい。問題は、ブレーキではなくて、その後の加速なんです。上級者はここが上手い。
一旦、止まって再び動き出すには、体力も時間も必要です。これはロス。そして何よりもエディラインとかで止まってしまうと沈するリスクがある。攻略は、今までやったセオリーと一緒で、なるべく奥に押し込むように踏み切る。奥に走ろうとしている慣性を、ブレーキを支点に回転に変換できるか。まあ、これがちょっと難しいのですが。大事なのは、完全に止まってしまわないこと。止めようとしているのではなくて、あくまで先に進ませようとしている。その先というのがターンした先ということ。目線でリードさせるとやりやすくなりますよ。(ポールを見たらダメね。次を見る)