4/13 親鼻水位1.15
ロール講習寄居カップ以来のAさん、長瀞に戻ってきました。冬は毎週のように会っていたので、まだ1ヶ月も経ってないのですが、なんだかすごい久しぶりな感じがします。
寄居カップというひとつの目標は終えたので、今度はホワイトウォーターを下るためにロールを身に付けます。
ロールの技術は何も特別なことはありません。スカーリングやドロー、腰の返し(重心移動)といった、ふつうにカヤックを漕いでいて必要なことは一緒です。なので、基本が出来ていれば、ロールもすぐに覚えるし、基本をおろそかにしてロールを先に覚えようとしても難しいです。
まずは、スカーリングとブレスでブレードが支点になる感覚を練習。支えがあれば、ロールは難しくはありませんから、その支えを作る作業がまずは大事。
ロールが難しく感じられるのは、3次元的な動きがシミュレーションしづらいから。パドルを体やカヤックに対し、どう動かすか考えるから分かりにくいのであって、体の動き自体はシンプルです。スイープロールを基本にしているので、シンプルに回すだけです。この時に気を付けたいのが、お腹と左脇(右ロールの場合)お腹が開くように捻ると失敗してしまいます。腹筋を縮めるようなつもりで。まあ、これもふつうのスイープストロークと一緒ですけどね。
スイープをするだけで、ボートは勝手に半分は起き上がるのですが、そしたらあとは、上体をカヤックに乗せるだけ。この時、やっぱり上がりたいと思う。けど、ここで上に上げようとするとパドルを下に押すことになり、失敗してしまう。上ではなく、横へ。重心を外から中へ移動させるイメージです。なかなか最初は気持ちが難しいですよね。
ロールは力が入っているほうが上がりにくいので、リラックス。わかっちゃいるけど、リラックスするのが難しいので、自信をつけて慣れていくしかないかな。体の動きは理解してきているので、あともう少しですよ。