8/2 親鼻水位1.41
ベーシック初級水位が少し上がりましたね。水も少し濁ってる。上流で降ったのかな?
さて、講習は久しぶりにSさんと水曜は毎週漕いでいるNさん。前回のハイブレスの続きから、流れを掴むストリームインの練習をしました。
流れを掴むわけなので、まず、ブレードを差す場所が重要です。当然ながら流れの強い場所に入れるわけですが、それには、前提として水の違いが分かっていないとです。流れが強いか?エディか?くらいは見ればわかりますが、徐々に変化するエディラインが太い場所や、そもそも流れがそこまで強くないケースでは、どこがベストな掴む場所か?分かりにくいことはあると思います。そこが見えるようになるには、まずは視線。『見る』ためには『狙っていく!』という意識が必要かな。
水を選べたら、次はキャッチの重さ。ブレードの角度を調整します。シャフトの立角度もそうですが、ブレード表面がどこを向いているか?当然、水を掴む、重くなる向きなのですが、自分の体に引きつけも行っているので、ボートを動かしたい方向も関係しています。ただ、向きはどっちだろう?とあれこれ考えるよりも、とにかくどこに行きたいか?という気持ちの方が大切です。漕ぎ方を考えてしまうとパドルを見てしまいますが、目先(行きたい場所)に下半身を持っていく作業なので、やっぱり視線が決め手。「そこに行きたい!」という気持ちが、ブレードが重くなる向きを教えてくれます。
『水を見る』というのは、ウォーミングアップでもボイルラインを漕いで試しましたが、穏やかそうに見えても、複雑な流れをしているのが分かったと思います。流れが緩いと油断しがちですが、分かりにくいからこそ、より観察して違いが分かるようになりましょう。