8/9 親鼻水位1.56
ベーシック初級台風7号が発生し、進路が気になりますが、この日は朝にザァーと降り、水も一気に濁りました。
そしてNさん、今日から自艇です。ついに夢のマイボート!XT260は私も初めて乗ってみましたが、なかなかいいボートでした。ボトムが細身なので、スピードがありリーニングがなめらかです。
講習はそのリーニングが上手くなりたいというリクエストで、本日はリーニングを重点に練習しました。
まず、リーンは持ち上げるのではなくて、ぐっと下に押し込む。つまり荷重ですが、下に押すためには、体軸が真っ直ぐ上に伸びている必要があります。釘を板に打ち込む場面をイメージしてみてください。釘が斜めだったり、曲がっていたりしたら打ち込めません、それと同じです。体が正面を向いてリーンすると背骨が曲がってしまうので、上体は横を向きます。そう、骨盤を前後にずらす。リーニングは骨盤を動かせるかどうか?一番のカギです。
リーニングと同時に行って欲しいのが、水がどこに当たるか?やみくも傾けようとするのではなくて、なぜ傾けるのか?それは流れを受け流したいから。(またはボトムに水を受けたいから)水が当たるイメージを持つことで、リーニングの大きさやタイミングも分かってきます。どの部分に当てればいいか?それと、当たる部分を移すこと。バウに水があたれば、当然ですが、カヤックは回ります。バウに当てた水を腰のところにスライドさせれば、カヤックは走ります。この辺の練習をいっぱいしましたが、まだまだ修行は必要ですね。リーンすることで、カヤックの動きが変わるので、分かってくると面白いですよ。