9/14 親鼻水位1.41
ベーシック中級長くカヤックをやっていると、誰でも伸び悩みはあります。当然ですが、上級者になるほど成長曲線は緩やかになります。そういうときこそ、基本に帰るといい。上手い人ほど、伸びるためには基本が大事だと分かっています。
今回は基本を見直したいと、フェリー(ウェーブのエントリー)、エディキャッチ、基本ストロークの練習をいっぱいしました。
フェリーやウェーブに乗るのに、なるべく漕がないようにと私はよく言っていますが、勘違いしてはいけないのは、漕がないのがいいことではなくて、漕がなくてもすむ効率的のラインを考えたり、効果的なストロークをしましょうということ。時には、必死な漕ぎをする場面もある。ポイントはそれをいつ使うか?
道具を使うのに、その道具のことが分かっていないと使えません。自分の漕ぎが分かっていないと、使う場面も分からないのです。フェリーで落とされないようにと、縦アングルになりがちですが、それでは横のベクトルは大きくなりません。講習で、縦アングルより横に向けて漕いだ方がフェリー上手くいきましたね。それだけの漕力があるのに、自分の力量を分かっていないのです。ちゃんと漕げばけっこういける。
エディキャッチで落としてしまう。というのは、『そもそも、しっかり狙っていない。』ようです。午前、ボールを狙ってエディキャッチしたときは上手く出来たのに、午後、小滝の岩の上を通過するのは、「狙っているの?」と疑うほど大きく外れていました。しかも緩い流れなのに。緩い流れだからこそ、『しっかり見る』、『ちゃんと狙う』ということがおろそかになったのだと思います。普段の練習から、深く観察して、難しい設定を自分で考えて、細かく狙うようにしましょう。