12/13 親鼻水位1.16
ベーシック初級 長瀞もけっこうな渇水になってきました。親鼻水位も1.1台。ライン下りもお休みに入りました。しかし!この12月はまだ暖かい!気持ちも熱く漕いでいきますよ。
水が少ないので、流れは弱いですが、その分、初級レベルでも落ち着いて漕げるし、水量少ない方がエディラインもメリハリがあって練習にはいい部分も。
さて、本日は題名のとおり、『回転慣性を推進力に変える』をテーマに講習。ストリームインで流れに入ると、バウに水を受けて回転が始まります。この押された力を、直進方向の推進力に変えるというもの。ただ、この直進方向とは、例えば10時アングルで入ったなら、10時の方向ではなくて、8時~6時の方向になります。つまり、10時から8時(~6時)まではターンしています。この説明では、んっ?回されてるけど?と思うかもしれませんが、単に6時まで回っているのではなくて、6時のときには、もう加速しているということです。ダウンリバーであれば、本流に早く乗り安定するということ。
ポイントは10時から8時へのターンの途中でフォワードストロークを漕ぐこと。このフォワードストロークは、このメニューの前に練習しましたが、Cストローク(くい打ち方式)を使っています。この漕ぎを入れるためには、先に上半身が先行して振り向いていること。タメ、間を作っているか?です。
それと、踏み切りのストロークも、ちゃんと前に出る漕ぎをしているか?「放物線の頂点をマークする」と講習では話しましたが、踏み切りが力んでスイープっぽくなってしまうと、頂点が1m先ではなくて、漕いだ地点(エディライン)が放物線の頂点になってしまいます。それだと本流には乗れませんね。
いずれも、カヤックを動かすくい打ち方式が出来ているかがコツなので、正直、簡単なわけではありません。最初に練習したCストロークがベースにあるので、ここを鍛えていきましょう。