1/25 寄居スラローム講習前日に続き、今日も風が強かったです。風あると寒い。けど、気持ちはハイテンション!
本日のスラローム講習は、ピボットターンがしたい!というリクエスト。よくスラロームの選手がアップゲートで、スターンを沈ませて、バウを高く持ち上げている格好いいあのターンです。なぜ、スラローマーはあんな風にターンするのでしょう?もちろん、速く抜けるため。ですが、上手く決まらないと、バランスを崩したり、止まってしまったり。それでは、結局、速くありません。上手くピボットターンが使えないなら、慣性をなるべく活かしたスムーズなターンの方が無難に抜けることができます。そうは言っても、「格好いいから、やってみたい!」というのはありますよね。これ、とても大切だと思います。競技者として、1秒、0.1秒を縮めるストイックさもいいですが、自分を豊かにしてくれる趣味ですから、自分が気持ちいいことが一番。たとえ自己満足でも、自分が格好いいなと思えば幸せ。
ウェアや、カヤックの色とかも、自分がハッピーになるのがいい。機能性も重要ですが、見かけも大切ですよね。私も、けっこうカラーリングとか見かけで選んでます。
そして、スタイルもかっこ良くいきたい。”スタイル”はいろんな意味で捉えることができますが、”アップゲートはピボットターンで”というのもそのひとつ。遊び方もしかり。ギア選びもそう。それと見落としてはいけないのが、姿勢。真面目な話に戻りますが、姿勢大事です。上手い人って、たたずまいが格好いいです。それは姿勢がいいから。ピンと背筋が伸びている。言い換えると、姿勢が悪いとなかなか上手くならない。
技術的なことに触れると、ピボットターンで止まってしまうのは、押し込むだけになっているから。それでは反発を貰って、動きが止まります。逆に反発を上手く利用してポンっと飛び出したい。それには、水がどこに当たるか?を意識してみる。バウ側からスターンに当てる場所を変えていく。抜け出す方向を意識しましょう。コツは進みながら押し込む。ここでも慣性を使って。
Aさん、昨年と比べると、見違えるくらいかっこ良くなりました。今年の寄居カップ、期待してますよ。