4/7 親鼻水位1.29
ベーシック中級長瀞は桜はちょうど満開を迎えています。花見観光客で賑わっていましたね。
さて、講習は今年初漕ぎになるSさん。冬は仕事も忙しかったようですが、スキーに精を出していました。スキーもカヤックと同じく道具に乗って、水の上(個体か液体かの違い)を滑るスポーツ。だから、似ている部分も多いです。スキーで学ぶ感覚がカヤックに役立つところもありますね。立つ位置(姿勢)はカヤックよりもスキーがシビアですから、そこからのフィードバックは大きいです。
そこで、今回は、重心移動、荷重方向を意識しながら練習してみました。
例えば、スキーでターンの切り替えの時、重心をフォールライン(斜面下)に向くようにします。カヤックでいうと、ストリームインのターンと同じような場面になります。カヤックを進ませたい方向に荷重をしていけばターンもスムーズ。ストリームインだけでなく、エディターンも同じ。エディでストップせずに駆け上がるには、重心移動でリードしましょう。
スキー板が走りたい方向と荷重が一致すると、すごく走ります。しかし、走りたい方向と荷重方向が違うとズレを起こします。カヤックも同じで、カヤックが動きたい方向に荷重すれば軽いし、違う方向だと動かすのが重くなる。スキー板やカヤックが、走りたい方向に重心移動してあげるのは操るコツですね。
もっとも、自分が進みたい方向と見当違いな方へ行こうとしているなら、それは違いますから、その前の段階で、カヤックが進みたがる方向をコントロールします。流れを読んで、助走スピード、アングル、踏み切りのタイミングで調整しています。
久しぶりに川に戻ってくると楽しくて仕方ないですね。天竜川ツアーも楽しみだ!