4/11 親鼻水位1.65
パックラフト講習一昨日はけっこうな雨と風でした。桜は散ったか?と思ったけど、まだまだいっぱい花びらを付けていました。水もたっぷりで、ダウンリバーに最適な水量!
先日、花見ツアーに初参加頂いたMさん。今回は1日講習です。カヤック歴は4年ほどで、これまでもいろんな川を漕いでおられます。今度、長良川ツアーに参加したく特訓です。今日は水量も多めで、長良川に向けたいい練習になりました。
Mさんのパックラフト、花見ツアーの時はサイブレスは付いてなかったのですが、「あった方が良いですよ。」と話していたら、今回は、購入して来ていました。パックラフトのサイブレスは、通常オプションで、なくても乗れるものですが、やっぱり、あった方が操作が断然いい。
ということで、リーニングをポイントにダウンリバーのイロハは講習してみました。パックラフトのように幅があり、安定性が高い乗り物だと、リーン自体があまり必要ないし、するのも逆に重かったりします。しかし、波がある程度高い流れになってくると、パックラフトでも転覆はする。それを避けるには、リーニングは必須です。サイブレスがないと、体を外に預けることで傾けなければいけませんが、サイブレスがあれば、膝を引きつけることで可能。重心を中に保つことが出来、より安定性がキープされますね。
ダウンリバーで大切なのは、ライン取り。障害物があれば、当然、避けるわけですが、『避けよう』とするのではなく、『避けているラインを取る』こと。この二つは、同じようなことを言っていますが、違いは、『カヤックは、このまま漕がないで、この先、どこに進むのか?』という視点を持つこと。そのラインが障害物を避けていればいい。もし、障害物へ向かうなら、漕いでラインを変える。それをなるべく早く見つけられるかどうか。パックラフトは遅い乗り物なので、より早いライン決定が求められます。
タプタプの長瀞、とっても楽しかったようです。この調子で長良川へ向けてステップアップしていきましょう。