4/25 親鼻水位1.37
パックラフト講習 前日は雨だったのですが、水量はほとんど増えませんでした。天気はうってかわって夏模様。水はまだ多少冷たいからドライを着たら、汗かきました。
講習2回目のMさん。これまで、自分で長瀞を下ったとき鉄橋下の瀬で、2回トライして2度とも撃沈だったそう。なんとかここを攻略したいとのことです。
パックラフトやダッキーは、確かに安定性は高いですが、ホールなどの補足系には弱い面があります。浮力があるために、かえってホールには掴まりやすいし、スピードが遅く突破力も落ちてしまうからです。これは弱点ですから、一番の対処は、ホールは通らないこと。確実に避けましょう。
そためには、ライン取りが命。ホールを避けるというより、『突破できるラインを探す』ことです。正直、鉄橋下の瀬はそのラインは狭いです。中央に強めのバックウォッシュが形成されているのですが、川幅が狭くなり流れが集中しているし、わずかになった端のラインも左岸は岩があり、右岸も斜めのバックウォッシュがあり、真ん中へと寄せられる。この右岸のバックウォッシュと中央のバックウォッシュの間に、わずかな抜ける流れがあるのですが、そこが狙い目。
まあ、ここかな?というのは、スカウティングすればだいだい分かるのですが、肝心なのは、そこまでのライン。つまり、上流に遡って、そこへ向かうどのラインに乗ればいいのか?が見えるかどうか。そして、それをトレース出来るのか?単純に真っ直ぐではないですよ。(そういう場合もありますが・・・。)早めにそのラインに移動できれば、あとはそのラインを突き進むだけです。
そのラインを選ぶために、流れを観察し、フェリーグライド、ストリームイン・アウトを練習しています。
前半はひたすらストリームイン・アウトの練習、後半は瀬の中でラインを選択(変更)しながらダウンリバーしました。流れの中でのラインを調整するのって、難しいですね。まずは行き先を見ること、次にストロークを身に付けていきましょう。