4/28 親鼻水位1.32
ベーシック中級GW最初の日曜日。久しぶりにライン下りの遊船がいっぱい出たのをみました。天気も良く、各行楽地、どこも賑わっていたようですね。
本日は新潟から長瀞にいらして頂きました。今年、ほぼ初漕ぎに近い状態で慣らし運転からです。午前は鉄橋下、セイゴの瀬でストリームイン・アウト。午後はくつなしまでダウンリバーしました。
ストリームインでカヤックが回されてしまう。というお悩みだったので、まずは踏み切りの練習。流れに押されるのは、当然、起きることなので、それにいかに耐えられるか。下流踏み切りなら、パドルで押し返せますが、上流踏み切りの場合は、下半身の踏ん張りです。そのために支点を作る必要があります。フォワードストロークで”タメ”を作るように練習しましたが、まさにそこ。まずは水を掴もうとすること。言葉では簡単ですが、実際には複雑です。流れがあれば流れの向き、カヤックを動かしたい方向でブレードの向きも変わります。その向きも変化します(Cストロークがいい練習ですね)。『タメを作る』=『水を掴んでいる』なので、この感覚、分かってきたようですね。いつもこのタメを感じてください。
あと、講習の中で、『どの面を使うか?』という話をしましたが、『何処に水が当たるか?』と同じ意味です。”使う”と表現したのは、より能動的で、使うためには、荷重意識も高まるからです。例として、右リーンで、右に曲がるのと、左に曲がるのを試しましたが、同じサイドの傾けでも使っている面が違うから。
カヤックのどの部分を使うか?と意識すれば、動かす物は、パドルではなくて、カヤック本体だということも理解しやすいと思います。午後は、サーフィン中心にダウンリバーしましたが、サーフィンでも一緒ですよ。切り返すのはエッジであって、パドルではありませんからね。