9/16 親鼻水位1.65
ベーシック中級昨夜の雨で一気に親鼻水位2mまだいきましたが、朝に急速に減ってきました。思ったほど、茶色じゃなくて良かった。
講習は初参加のMさん、お盆の長瀞ダウンリバーに初めて来て頂きましたが、ちゃんとして講習は初めて。午前は亀岩前で”漕ぎの本質”とリーニングについて。「脚の使い方が分からない」とリクエストがあったので、腰との連動、膝の使い方を中心に講習しました。『くい打ち方式』のフォワードストロークは、脚を伸ばしますが、それは反対腰を前に出すため。脚よりも腰を動かす意識を持ってみるといいです。腰を動かそうとすれば、脚は無意識に踏ん張りますから。
リーニングは膝を使いますが、これはあまり持ち上げようとしなくてもOK。体の捻りで膝は勝手についてきます。それよりも、頭を上に伸ばすこと。リーニングは荷重です。よく言われるように、上げるのではなくて、下げる。これ、力では出来ません。傾ける(上げる)ことは力で出来ますよ。どこに荷重するか?でカヤックを傾けることが出来ます。しっかり荷重するには、荷重したい方向と反対方向に身体が真っ直ぐ伸びていること。荷重したい位置の真上に、頭を上に引っ張るように姿勢を作りましょう。
この辺りは、次号雑誌『カヌーワルド』でも解説したいと思います。
午後は皆中から下りながら、下半身の使い方を実践練習。
ストリームイン時とかに、膝を外に押してアングルを調整していますが、あまり膝ばかり考えなくてもいいです。どっちの膝を?どの方向に?と考えていたら、反応は遅れてしまいます。まずは、『行き先を見る、上体を捻る。』ということをやりましょう。そうすると膝は自然とついてきます。ボートのアングルを固定したいときは、お腹です。捻った状態(=下半身の向きと胸の向きが開いている)をキープするのはお腹の踏ん張り。このとき、意識しなくても膝は外に押してますから。脚も大事なのですが、カヤックの動きを俯瞰的に見るようにするといいですよ。
気付いたら、今日はあまり動画・写真撮っていませんでした。少なめですが、今日のアルバム