3/8 寄居スラローム講習
週前半は寒気が入り、寄居も積雪しました(すぐに溶けましたけどね)。そんなんで開催がなく、久しぶりの講習の感じがします。
講習は3名でしたが、カヌークラブのちびっ子達が練習に来ていて賑やかでした。
講習も午前はコース上部で、午後からは後半部分をメインに練習しました。上部はインアウトの繰り返しになるのですが、”流れを掴む”、”流れに運んで貰う”という過程を意識しました。この流れキャッチの時、姿勢をキープ、一時停止してみる。このポーズにはとても重要な要素があります。
一見、一時停止で何もしてないように見えますが、実は水との細かいやり取りをしている。講習では、よく「綱引きをする」と言っていますが、ブレードにずっと圧が掛かり続けるということです。ただ、ブレードを水中に入れただけでは、そこまで圧はありません。まず、流れを受ける、そしてそれを逃がさない。逃がさないことで、圧はさらに高まっていきます。この圧を感じて、始めて一時停止出来ます。
すぐに漕いでしまってもダメ、そして圧に耐えられる姿勢が重要。パドルは胸の正面、腕は軽く伸びて、肘・脇を内に絞っていること。この姿勢、綱引きと一緒ですよ。
後半は平行ゲート。今回のゲート設定では、タイムに大きく差の出る場面です。基本はフェリーですから、流れと、自分の漕ぎの強さ、アングル、これらの計算です。まず流れをよく観察して、ラインをイメージしましょう。
みなさん、通過は出来るけど、そこからさらに速く効率良く漕ぐには?と考えると難しいですね。スラローム、難しくて、だからこそ面白い。